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今注目すべき、サスティナブルな話題

今カリフォルニアワインがアツい…選ぶべきサスティナブルワインとは

この話題に関わるSDGsの目標

レストランでワインを注文するとき、どのような基準で選びますか?

産地や年代など様々な選択肢がありますが、赤なら重いのか軽いのか、白なら辛口か甘口か…などをお店で確認すると思います。

近年、サスティナブル農法によるワインが注目を浴びつつあります。

私たち消費者にとっては馴染みがありませんが、実は生産者の間ではサスティナブルを考えたワイン生産が浸透してきています。

サスティナブルなワインとは一体どんなものなのか?

こちらの記事にてご紹介します。

今注目されているワインの”サスティナブル農法”

 

サスティナブル農法で生産されたワインとは、一体どんなものなのでしょうか。

一般的な基準は以下の項目となります。

 

・自然破壊を起こすような農薬の使用をしていない

・エネルギー使用を最小限に抑えている

・廃棄物を最小限に抑えている

 

これらの基準は全て、環境を保全し生態系のバランスを守りながら、将来に続くワイン生産をしようという考えが元にあります。

 

ワインを生産するときに問題とされているのが、水の大量消費や、ブドウ栽培での農薬使用による環境破壊、製造時だけでなく貯蔵・熟成時の電力消費など様々な課題があります。

これらの課題を解決するために、近年、世界のあらゆるワイナリーでさまざまな取り組みが行われています。

 

例えば、農薬を使わずなるべくに自然の力でされているブドウ栽培。

肥料も化学肥料ではなく、ブドウの絞りかすを堆肥にすることで、生態系のバランスを崩さないよう配慮されています。

 

またワイン生産では生産課程と貯蔵・熟成時の温度管理に大量の電力を消費します。

そこで、ワイナリーの建物に断熱材を使うなどして保温・保冷し、温度を一定に保つための電力を最小限に抑えるなどといった試みもされています。

 

ワイン生産におけるサスティナブルな取り組みは、ワイナリーによってさまざま。

上記以外にも、ブドウの霜害対策として一般的なヘリコプターの使用をせずに送風機を用いたり、敷地内で太陽光発電を行いワイナリーの電力を賄っているところもあります。

 

私たち消費者にはあまり知られていませんが、ワイン生産者の間では、サスティナブルな取り組みが活発に行われているのです。

世界にも注目されているカリフォルニアのワイン産業

 

アメリカの中でも農業が盛んであり、環境と労働に関する法律や規制が厳しいと言われているカリフォルニア。環境や労働に対して十分に配慮されています。

 

そんなカリフォルニアではサスティナブルなワイン造りを目指す団体が多く存在しています。

その中の一つが、カリフォルニア州のワイナリー団体とワインブドウ生産者団体が提携して設立した「カリフォルニア・サスティナブル・ワイングローイング・アライアンス」(CSRA)。

 

CSRAは、ワイナリーが実践しているサスティナブルな農法をきちんと評価し、サスティナブル農法を実践できるよう指導する、といった教育まで行なっている団体です。

しかし地域全体の環境問題を考えたとき、各ワイナリーの責任がどこからどこまであるか、簡単に割り切れないのが現状です。

それに対して、CSRAは各個々のワイナリーの責任とせずに、地域全体の問題として捉え、共有し解決していこうと努めています。

カリフォルニアのワイン生産は、サスティナブルな取り組みに対しても今後もさらに注目されていく存在でしょう。

ワインを選ぶときに私たちができること

 

農薬や化学肥料を使わず栽培されたブドウで造られたワイン、あるいはサスティナブルな取り組みに力を入れるワイナリーで生産されたものを選択することで、地球の環境保全や社会貢献に繋がっていきます。

ワイン産業では、輸送時の温室効果ガスの排出量についても問題視されています。

日本では国産ワインの生産も行われていますが、海外からの輸入ワインが圧倒的に多くなっています。

しかし、海外から輸送する際にエネルギーを消費し温室効果ガスを排出してしまっています。

それを考慮に入れると、国産ワインという選択をすることもサスティナブルな取り組みといえます。

 

ワイン生産者の間ではサスティナブルな取り組みがさまざまに行われています。

もはや、ワイン造りにおいて環境保全を考えることは、切り離せなくなってきているのです。

ワインの味わいや香りと同時に、どのように生産されたかを知り、背景に思いを馳せながら楽しんでみてください。

きっと、いつもより味わい深い一杯となるはずです。

 

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