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“きかんしゃトーマス”でSDGsを学ぶ、新しいアプローチとは?

全世界の子ども達に大人気「きかんしゃトーマスとなかまたち」。

きかんしゃトーマスは、蒸気機関車のトーマスを中心にたくさんのなかまたちとの友情や冒険を描いたストーリーです。

30年以上愛されている、この世界的にも知名度の高い物語に「持続可能な開発目標(SDGs)」を盛り込んだ新しいシリーズが登場されたことをご存知ですか?

国連とタッグを組み、子どものころからSDGsへの意識を持てるようにと始まった新しい取り組みです。

新しい仲間やソドー島以外の国も登場し、子どもがワクワクしながら自然と受け入れやすいエピソード、内容となっています。

今回はSDGsに取り組み始めたきかんしゃトーマスの内容について取り上げていきます。

 

■「きかんしゃトーマスとなかまたち」の新シリーズにSDGsを紹介するストーリーが登場

・世界中で大人気の子ども向けアニメ「きかんしゃトーマスとなかまたち」

架空の島であるソドー島を舞台に、蒸気機関車や車両たちの友情や冒険が描かれているストーリー「きかんしゃトーマスとなかまたち」。

原作はウィルバート・オードリー氏の「汽車のえほん」という作品でした。

彼は幼少の頃から蒸気機関車に魅せられており、「機関車は単なる鉄の機械ではなく人間と同じように感情を持っている」と想像を広げ、たくさんの作品の執筆を手掛けてきました。

1984年イギリスでの放送がスタート、日本では1990年から放送され、2018年現在では世界185の地域、30ヶ国語以上の言葉に翻訳し放送されている人気アニメです。

登場キャラクターは、青いボディで働き者、仲間たちのまとめ役でもあるトーマスやトーマスの親友でいたずら好きのパーシー。力持ちで急行列車を引いているのが自慢のゴードンに、トーマスと一緒に走る客車のアニーとクララベル。
キャラクターの中には蒸気機関車だけでなく、ディーゼル機関車、客車や貨車、車、飛行機、船、人間など幅広い仲間たちが登場します。
幼い子ども達にも機関車や車、船などのそれぞれの役割や働き方が分かりやすく伝わるストーリーになっています。

・国連との共同企画。SDGsを盛り込まれたストーリー

2018年9月、国連とマテル社は「きかんしゃトーマスとなかまたち」を通じ、未就学児に持続可能な開発目標(SDGs)を紹介する共同企画を発表しました。

SDGsの17の持続可能な開発目標のうち

「4.質の高い教育をみんなに」

「5.ジェンダー平等を実現しよう」

「11.住み続けられるまちづくりを」

「12.つくる責任つかう責任」

「15.陸の豊かさも守ろう」

の5項目を盛り込んだストーリーを制作しており、この新シリーズ26話のうち9話にSDGsに関連するエピソードが含まれています。

また、新しいシリーズでは女の子機関車などの仲間が加わり、ソドー島だけでなくインドや中国、オーストラリアといった国々で、地域色あふれる風景や文化と触れ合うストーリーが展開されています。

幼い子ども達にも貧困問題の解決、男女平等社会の構築、そして地球環境を守る取り組みなどの重要性を分かりやすく伝えられる内容になっています。

■「きかんしゃトーマスとなかまたち」と学ぶSDGsの内容

新しく設けられたウェブサイトでは、幼児向けの短編動画や保護者に向けたヒントなど、親子でSDGsについて学べるコンテンツが用意されています。この取り組みではSDGs17の目標のうちから、6つの項目に関するエピソードが作られています。ここでは、そのひとつひとつのエピソードでどんな内容を学べるのかを簡単にご紹介します。

「4. 質の高い教育をみんなに」

教育を受けられることや学校があることの素晴らしさを再確認できるように製作されています。
世界には様々な事情から教育を受けられない子ども達がたくさんいる
教育の重要性を理解し、すべての人が公平に学びの機会を得られる社会を作ることが大切というメッセージが込められています。

「5. ジェンダー平等を実現しよう」

男の子だから、女の子だからといった差別をせず、男女どちらにも平等なチャンスが与えられるべきだというメッセージが込められています。
男女平等を達成することで、すべての女性に生きる力やポジティブな目的が生まれます。

「6. 安全な水とトイレを世界中に」

動物や植物だけでなく、蒸気機関車を動かすためにも水の力が欠かせません。海や川に住む生きものたちのために、水をきれいに保つ努力が必要です。
健康的、衛生的な生活を送るためには、限りある水を大事にする意識を持つことが重要だということが描かれています。

「11. 住み続けられるまちづくりを」

多くの人々が生活する都市は車や工場が多く、環境として空気が汚れやすい状況となっています。
この項目の話では都市に住む誰もが安全で快適に過ごせるためにはどんなことが大切かを学べます。
車での移動を減らし、電車などの公共交通機関を利用することで空気の汚れを減らすことができるという提案などもしています。

「12. つくる責任 つかう責任」

人間が毎日出すゴミは動物に害を与え、地球環境にとってデメリットが多いという状況に対して、捨てる前に再利用できるものでないかどうかを考えることでゴミの削減に繋げられます。
また、リサイクルを積極的に行い、限りある資源を大切にすることが地球の未来を守ることに繋がると、というメッセージが含まれています。

 

「15. 陸の豊かさも守ろう」

地球上の陸地の1/3を占めている森林は、たくさんの昆虫・動物・植物が住んでおり、その森林は私たちの生活に欠かせない木の多くが育つ場所でもあります。
その森林を管理することはたくさんの命を守ることに繋がっていきます。

 

子どもたちに”アニメ”でSDGsを伝える

「きかんしゃトーマス」という子ども達に大人気のキャラクターと、「持続可能な開発目標(SDGs)」がタッグを組んだこの取り組みは

「子ども向けのアニメにすれば受け入れられやすい」
「大人向けや大人になってからではなく、子どもの頃からSDGs実行の重要性を伝えていくことが大切」

という子どもの観点からアプローチしていくという、新しく素晴らしいプロジェクトです。

2030年にゴールを設定されているSDGs。それを実行していくためには子ども達の協力、また子どもの頃からSDGsを意識するということが重要です。
一方私たち大人は、これからの未来と地球に生きる子ども達へ、SDGsの取り組みを具体的に分かりやすく伝えていこうという意識が必要といえます。

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