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今注目すべき、サスティナブルな話題

【団体紹介】日本自然保護協会

この話題に関わるSDGsの目標

\自然を守り続けて67年/

私たちは、1951年に誕生した日本で最も古い自然保護団体のひとつです。

生まれたきっかけは、歌になるほど美しい「尾瀬ヶ原」が、水力発電のためのダム開発で失われようとしたことでした。

それ以来、日本全国の自然を守るために活動を重ねてきました。北海道から沖縄まで、山から海まで多様な生きものたちの暮らす環境を守る活動はもちろん、さらに保護区や自然関係の法律づくり、一方で環境教育活動や自然を守る仲間を増やしたりと幅広い活動を続け、今回、香川照之さんのInsect Collectionブランドからご支援がいただけることになりました。

日本の自然を考えるとき、愛くるしい動物やかわいい鳥に目が行きがちですが、哺乳類や鳥類の比にならないぐらいたくさんの、ユニークで美しい「むし」が日本にはいます。

しかし、「むし」はその不可思議な形や生き方でしばしば嫌われ者になることも事実。ですが、「むし」たちは、日本の自然を考えるときに絶対に欠かせない、大事な生きものなのです。

 

そこで、日本自然保護協会では「しらべる」というアクションの中で繰り返し「むし」をテーマに、日本の自然を守る活動をしてきました。

 

あの生きものの名前は?みんなでやろう「自然しらべ!」

昆虫は、どんな場所にもいる愛すべきパートナー。実は、自然の様子を見るときには格好の指標=ものさしとなります。

そこに目をつけたのが「自然しらべ」。「みんなで、みれば、みえてくる」を合い言葉に、日本自然保護協会が1995年から毎年続けている「自然の定期健康診断」です。毎年テーマを決めて、集まった情報の結果を、学術協力者の方とまとめ、日本の自然を守る活動に活用します。

 

たとえば「日本にもともといなかった生きものが増えて、日本の生きものを絶滅させている?」といった話題や、「CO2が大気中に増えて気候変動で暖かくなっている?」というような話題。

 

これらを自然環境の問題として扱うとき、実際にどんな変化が起きているのか、今わかることを調べておかないと比較ができませんし、調べないでいると取り返しのつかないことが起きてしまうかも知れません。

 

一部の専門家や科学者が一生懸命調べて考えれば、これらの問題は解決するのでしょうか? 答えはノーです。あなたや、あなたの家族、友人、同僚や隣の家に住んでいる人までが関心をもって、自然について話をすることが解決への大事なステップとなります。

 

そこで日本自然保護協会が始めたのが「自然しらべ」。どんな人でも気軽に自然のことが調べられて興味を持てること、さらにその結果を自然保護に活かすという目的をもっています。

 

昆虫では、バッタ・セミ・カマキリ・チョウ・赤トンボ・アリ(ご存知でしたか? 学術的・専門的な内容では生きものはカタカナで書きます)をこれまで扱ってきました。

 

「最近あまり見ない…」「いなかったのに増えてきた?」「そもそも全国に何がどのぐらいいるのかわからない!」。

それぞれの昆虫をこんな疑問に答えるためのパートナーとして選んだところ、たくさんの方々が一緒に調べてくれました。

 

調べた昆虫たちの暮らす環境には、いろいろな「自然保護問題のカケラ」が潜んでいます。

暖かい場所に住んでいたチョウやセミが北に分布を広げていたことは、日本の平均気温が上がっていることが原因かも知れません。研究者でもよくつかめていなかったカマキリやバッタの全国での分布状況を知ることができたことで、自然の変化を知るときに大事なデータとなります。特に、2018年のテーマ「アリしらべ!」は、外来種であるヒアリやアカカミアリなどが今後与えるかも知れない影響を測るときに、無くてはならないデータとなるでしょう。

 

毎年行われる「自然しらべ」は、自然を守るために必要な情報を集めること、それから自然しらべに参加してもらうことで生きものへの愛着や興味を持ってもらうことを目的としています。

 

次回のテーマは何になるでしょうか? たくさんの方のご参加を、心からお待ちしております。

自然しらべ

検索キーワード『自然しらべ』

https://www.nacsj.or.jp/activities/ss/

 

日常が大冒険に!?「自然観察」のできる人になる

今まで気づかなかった自然の中のワクワクやドキドキに、ある日気づけたら。しかも誰かと共有ができたら。それはとても素敵なことだと思いませんか?

 

実は、どんな場所にも「自然」と呼べる環境があって、そこには誰でも気づくことができる大冒険がひそんでいます。でも、これまで見過ごしていたものに気づくには、やはりちょっとしたコツが必要。そのコツを知っているのが、「自然観察指導員」の人々です。「いつでも・どこでも・だれとでも」を合言葉にして、自然の中にある気づきを見つけて、好奇心や探究心を一緒に育んでくれる頼もしいパートナー。

 

自然観察指導員は、私たちが開催する1泊2日の講習会を受けて、「自然」をどうとらえ、まわりの方々に伝えると楽しくその素敵な価値が伝わるのか、見過ごしていた素敵なものを見つけるにはどうすればよいのか、さらにそれを他の人と共有してもっと素敵なものにするにはどんな方法があるか、ということを勉強した人たちです。

 

自然を観察することは、自然に愛着を持って、豊かな心を育むことにつながります。身近な場所で開催される自然観察会に参加をしたり、自分がリードをしてお子さんと自然観察を楽しんでみたりするのはいかがでしょうか?


⬆︎落ち葉でつくったカラー・チャート。一本の木でも葉っぱの色が違う?


⬆︎秋ならでは景色。命の尽きたカマキリと針金にしか見えないハリガネムシ…その意味は?

⬆︎どんな場所でも、見つけ方を知っていれば見られるドラマがあります。

 

自然観察指導員

検索キーワード『自然観察指導員』

https://www.nacsj.or.jp/education/

 

チョウを守るために寄付を集めています

生きものは、肉食と草食におおきく分けられますが、その中で実はさらに細かく分かれていることをご存知ですか? 特に、草食の生きものにはピンポイントで限られた植物しか食べることができないものが多いのです。

 

そして、チョウの中には、エサとなるその限られた植物が減ったために絶滅の危機に陥ってしまったものがたくさんいます。

 

森、林、田んぼ…いろいろな環境が日本にはありますが、実は「草原」がとても少なくなっています。草原に生える植物が減ることで、その植物を食べている生きものも一緒に減っています。

 

そんな生きものの代表、草原で暮らすチョウを守るために、日本自然保護協会では保護区づくりに取り組んでいます。

素敵なピンクのちょうちょちゃんがいる『Insect Collection』にご興味のある方にも、ぜひご支援いただきたいです。

 

絶滅の危機にあるチョウを守る ~チョウの保護区づくりへのご支援のお願い~

検索キーワード『チョウの保護区づくり』

https://www.nacsj.or.jp/2018/05/9836/

 

もっと科学的に知りたい!というアナタへ

「身近な生きものが絶滅しそう…」そんなニュースの裏には、その生きものが本当に減っているのかどうかを科学的に調査したデータが存在しています。

 

日本自然保護協会は、一部の科学者・研究者だけではなく、いろいろな人がこのデータを集められることが大事だと考えて「モニタリングサイト1000里地調査」というプロジェクトを進めています。年間のべ1,000人以上の方々と協力をして、100年間里山の調査を続けて「日本」という単位で生きものの様子や自然の変化をつかむことを目的としています。

 

調査のマニュアルは公開されていて、年間複数回の講習会も実施しています。大切な指標としてチョウやホタルの調査も行っています。

お住まいの場所の近くにも、調査地や講習会があるかもしれません。そんなご近所を見つけたら、応援してください。

⬆︎意外に身近な場所で環境調査が行われているかも?

 

モニタリングサイト1000里地調査

検索キーワード『モニ1000里地』

https://www.nacsj.or.jp/activities/guardians/moni1000/

検索キーワード『モニ1000里地 マニュアル』

https://www.nacsj.or.jp/activities/guardians/moni1000/howto/

 

 

 

 

 

日本自然保護協会
https://www.nacsj.or.jp

 

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