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今注目すべき、サスティナブルな話題

化粧品メーカー「LUSH」:サスティナブルな取り組み

この話題に関わるSDGsの目標

※写真はイメージ画像

 

カラフルなバスボムや量り売りの石鹸をはじめ、ボディ&フェイスケア商品で知られる化粧品メーカー「LUSH」。

 

鮮やかな色合いの商品イメージが強く、“意外”に感じるかもしれませんが、実は商品はすべて100%オーガニック。

 

さらに、プラスチックごみ削減のために過剰包装をなくしたりと、環境に配慮したさまざまな取り組みを行っています。

 

その姿勢を知れば、普段の化粧品選びが明日から変わるかもしれません。

今回は、そんな「LUSH」の取り組みをご紹介していきます。

 

「LUSH」が大切にしていること

「LUSH」は誕生以来、商品と環境との関わりを常に意識してきました。

商品の原材料や資材の調達についても環境に配慮し、再生可能な社会をつくりだすことを信念としています。

 

中でも“アースケア”の取り組みとしてフォーカスを当てているのが、「包装」「原材料」「廃棄とリサイクル」「エネルギー」「水」「コミュニケーション」の6つの項目。

 

特に「原材料」について、「LUSH」は、2007年に人権擁護・人道支援、動物の権利擁護と合わせて、自然環境の保護活動への助成を開始しました。

 

原材料を選ぶ際は、不当な労働を強いられて作られたものではないこと、動物実験が行われたものではないこと、さらに生産過程で環境汚染を引き起こしているものではないことを重視しています。

これらの条件に少しでも合わない場合は、原材料として使用していません。

 

「エネルギー」については、店舗の電力源を再生可能エネルギーを重視する姿勢の電力会社に切り替えることで、環境問題への取り組みをしています。

 

原材料の調達から店舗環境といった細部まで、社会と環境へのポジティブなサイクルを作ることを意識している「LUSH」。

 

製品が製造され私たちの手元に渡るまでの全過程に、ゆるぎない信念を感じます。

合言葉は「#パッケージなんていらない」

 

「LUSH」が力を入れているのが、プラスチックを減らす取り組み。

私たちは化粧品を使う際、どうしてもプラスチックごみを出してしまいます。

 

シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどは、プラスチック容器に入っているのが一般的で、それらがごみとなってしまうのは仕方のないこと…。

 

そこで「LUSH」は、少しでもプラスチック容器を減らすために、「ネイキッド」と呼ばれる商品を開発しました。

過剰なプラスチック包装をせずに、固形化した商品を裸の状態で提供するという、珍しいスタイルの商品です。

 

そのラインナップは、ボトルに入っていないシャワージェルや、固形のシャンプーなど。

一般的には化粧品の製造コストの約半分はパッケージが占めると言われていますが、「LUSH」ではパッケージを削った分、原材料にコストをかけています。

 

1980年代後半に「シャンプーバー」を開発した「LUSH」でしたが、それを進化させ続け、「ネイキッド」という商品に至ったのです。

「LUSH」の開発チームは、いかに包装なしの商品を開発するかに、情熱をかけているそう。

今後の商品開発にも、目が離せません。

空容器をリサイクル

@freepik※写真はイメージ画像

 

「LUSH」は「ネイキッド」商品と同じく、容器を使う商品についてのリサイクルにも力を入れています。

 

使用済みの空容器をキレイに洗ってから店頭へ持って行くと、回収してリサイクルしてくれます。

 

2012年に開始された空容器回収は、2015年に回収率20.7%、2018年には回収率29.3%を達成。

徐々に浸透してきています。

また、回収した容器は、新しい容器を作る際に使われます。

 

プラスチックごみの削減を徹底している「LUSH」。

 

容器をリサイクルできるシステムがあるのは、消費者にとってとても有益です。

自分の使った容器が次の商品に役立つのなら、容器に入った商品でも気兼ねなく購入できるのではないでしょうか。

 

さらに、環境問題をより身近に感じることができます。

 

ギフトにも心配りを

過剰な包装をしない「LUSH」ですが、ギフト包装は行っています。

もちろん、ギフト包装に使う材料は、地球に優しいものが使われています。

 

例えば、イヌワシペーパー。

群馬県みなかみ町のイヌワシの生息環境再生に取り組んでいる、「赤谷の森」の木材で作られたものです。

伐採を行った際の切った木を無駄にせず、家や家具作りに活用しているそうですが、その過程で出る木屑を和紙にしたそう。

柔らかい手触りのラッピングペーパーとなっています。

 

地球環境への配慮をもとに作られたラッピングペーパー。

そんな優しさで包まれたギフトなら、購入した自分も気持ちよければ、プレゼントを贈る相手もきっと喜んでくれるはず。

「LUSH」の商品にはハッピー連鎖がある

@freepik

※写真の石鹸は「LUSH」の商品ではなくイメージ

 

ここまで「LUSH」の取り組みを紹介してきましたが、どれを取ってみても、「LUSH」の商品にはみんながハッピーになれる連鎖があります。

環境問題はもちろん、社会問題にも配慮があり、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

 

普段使っている化粧品は、環境や社会への配慮はなされているでしょうか。

商品が生まれた背景や過程を知ることで、自分の化粧品選びが変わってくるはず。

これを機に、一度自分の使っている化粧品について考えてみるのもいいかもしれません。

 

ライター:松尾友喜

 

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