SDGs

SDGsの17の目標

目標15:陸の豊かさも守ろう

SDGs目標15:陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

現在、地球はかつてない土地の劣化に直面し、耕作地の損失は歴史上のペースと比べておよそ30倍で進んでいます。干ばつや砂漠化も年々、深刻化し、全世界で1200万ヘクタールの農地が消失し、貧しいコミュニティに影響が及んでいます。

持続可能な開発目標(SDGs)は、森林や湿地、乾燥地、産地などの陸上生態系を保全し、2020年までにその利用回復を狙いとしています。森林の持続可能な管理を推進し、砂漠化を食い止めることも、気候変動の影響の緩和に欠かせません。地球上の共通遺産の一部である自然の生息地と生物多様性の損失を軽減するためには、今すぐ対策を講じなければなりません。

森林その他生態系の保全は、持続可能な開発のための2030アジェンダを構成する17のグローバル目標の一つです。複数の目標を同時に達成するためには、包括的なアプローチが必要不可欠です。

原文:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所WEBサイト

ターゲット
15.1 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地、および乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系およびそれらのサービスの保全、回復、および持続可能な利用を確保する。
15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な管理の実施を促進し、森林破壊を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で植林と森林再生を大幅に増加させる。
15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ、および洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を再生し、土地劣化ニュートラルな世界の達成に尽力する。
15.4 2030年までに生物多様性を含む山地生態系の保全を確保し、持続可能な開発にとって不可欠な便益をもたらす能力を強化する。
15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護および絶滅防止するための緊急かつ重要な対策を講じる。
15.6 国際合意に従って、遺伝資源の活用による便宜を公正かつ公平に共有できるよう推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
15.7 保護の対象となっている動植物種の密漁および違法な取引を撲滅するための緊急対策を講じ、違法な野生生物製品の需要・供給に対処する。
15.8 2020年までに、侵略的外来種の移入を防止し、これによる陸・海洋生態系への影響を大幅に減少させる。対策優先種の駆除または排除を行うための対策を導入する。
15.9 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国家・地域の計画策定、開発プロセスおよび貧困軽減戦略、ならびに会計に組み込む。
15.a 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる供給源からの資金の動員および大幅な増加を行う。
15.b あらゆるレベルにおいてあらゆる供給源から多大な資源を動員して持続可能な森林管理の資金を調達する。また、開発途上国に対して適切なインセンティブを提供し、保全や森林再生などの持続的な森林管理の向上を図る。
15.c 地域コミュニティの能力向上を通じた持続的な生計機会の追及などにより、保護種の密猟および違法な取引を撲滅するための取り組みに対する世界的支援を強化する。

この目標に関連する記事

アディダスが立ち向かうプラスチック廃棄問題!ゴミを使ったスポーツウェアの正体

幅広い世代から愛され親しまれている「アディダス(adidas)」は、2015年に海洋環境保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ(Parley for the Oceans、以下パーレイ)」とパートナーシップを組み、積極的に海洋プラスチック問題の改善に取り組んでいるということをご存知ですか?

この記事では、「アディダス」の画期的な取り組みから、スポーツウェアの新たな可能性をご紹介していきます。

エルメス、ヴィトンが月6,800円!ファッションシェアリングサービスは何故いいのか

洋服、バッグ、アクセサリーをレンタルできるサービスが注目されています。ファストファッションの流行による大量生産・大量消費の時代から、“持たないオシャレ”の時代へ変化する今、ファッションのシェアリングサービスと、エシカルなオシャレの楽しみ方を紹介します。

ヘルシンキのSDGs対策が徹底的!排出量24%減…一体なぜ?

環境保全に積極的に取り組んでいる北欧の国、フィンランドの首都ヘルシンキでは、様々なアイデアを駆使したサステナブルな取り組みが行われています。日本にはない厳しい基準が設けられているのにも関わらず、国の姿勢が市民にも受け入れられ、持続可能な環境保護への結果に繋がっています。

河野太郎氏が着用の腕時計が、実はヒトにも環境にも優しい超スグレモノだった

最近、twitterなどのSNSで現防衛大臣(当時は外務大臣)を務める河野太郎氏が2019年8月21日中国で行われた日韓外相会談の際に身につけていた腕時計が話題になりました。話題となったきっかけは、公開された写真の中で康京和(カンギョンファ)韓国外相と握手している際に見えた腕時計について、SNS上で金時計と間違われた事から、その後SNS上にて河野氏が「竹ですが、何か。」と反応した事から話題となり、竹製品が注目を浴びるようになりました。

今、スタバファンが一番欲しい”スターバックス×コクヨ”コラボのキャンパスノートとは

今、スターバックスファンが最も注目しているスターバックスとコクヨのコラボ商品” スターバックス キャンパスリングノート”。このキャンパスノートはサステナブルな取り組みで作られています。人気の理由とは、なぜサステナブルなのか?こちらの記事で他スターバックスのサステナブルの取り組みと共にご紹介します。

ZARAのショッピングバッグが変わる背景、アパレル業界No.1が起こす改革とは

世界のアパレル売上高第1位を誇る「ZARA」を運営する「インディテックス」が、新CEOの就任と共に、「サステナブル」な刷新的な経営改革に乗り出しました。未だアパレルブランドがSDGsやサスティナブルの方向にうまくシフトできていない中、業界最大手ZARAが示した革新的な指標が今、注目を浴びています。

浦和レッズもついにSDGs参画発表!子どもに明るい未来を…サッカーを通じた活動内容とは

Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)発足当時からリーグに加盟、歴史あるチーム浦和レッズが2019年7月にSDGsへの参画を発表しました。浦和レッズはどのようなSDGs活動をしているのか?この記事では、サッカーを通して国内外の子ども達と交流する浦和レッズの取り組みについてご紹介します。

ハローキティ×SDGs!楽しく学んで面白い、キティちゃんのSDGsチャンネルとは

ハローキティは、現在130の国々や地域で人気の高いキャラクターです。キティちゃんがSDGsを広げるために、国連の関連イベントへの参加や動画を配信するなど様々な活動を行っています。今回はキティちゃんがSDGs17の目標を分かりやすく紹介する「ハローキティSDGs応援」の取り組みについてご紹介していきます。